黒野校区の皆様には日頃より、自治会連合会の諸行事、活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
猛威を振るった新型コロナウイルスは五類に移行しほぼ収束しのなか、経済・社会生活は正常の状態戻りつつあります。私たちは、コロナ禍のなかでの制約等で行動・考え方は変わったように思います。
自治会活動は、コロナ禍前の活動等に戻り行事を進めています。しかし、この期間に各行事の見直しが図られ内容をより効率的により内容の濃いものへと検討が出来たことは大きな収穫となりました。
さて、東海環状自動車道は2025年3月一部開通を目前として、私たちの利便性がさらに上がることと思います。今後は、学園都市構想の岐阜薬科大学の統合計画も現本部キャンパスの西側に移転が決定されました。地元として更なる飛躍を目指し「黒野まちづくり協議会」において各専門部会を設け基本構想の具体化を構築すべく努力致しているところです。
特に黒野地区の大きな課題は、人口の減少、高齢化率34%(2022年6月1日現在)と大学が有りながら高齢化が顕著であります。やはり「働く場」がない故の結果で有り、「働く場」を都市計画の見直しから図ってゆかなければならないと思います。
また、ソフト面では若い世代に黒野に魅力を感じ黒野に定着してくれる事を願い、岐阜大学医学部看護学科の学生の授業の「実習の場」として継続的に黒野地域をキャンバスとし自治会・各種団体また公民館活動などを黒野の住民と共用する事で学生に社会の一員としての活動の場を提供する事と致しました。
自治会連合会も加入率の低下・役員の高齢化等課題を抱えながらも「明日の黒野」を目指し自治会連合会を中心に、まちづくり協議会、社会福祉協議会を始め、各種団体の皆様と連携して向上を計るため、皆様のお力をお借りして活動の積極的参加、ご支援、ご理解を申し上げます。
最後になりましたが地区の皆様方のご健勝と御多幸を申し上げましてご挨拶といたします。
令和6年4月
黒野自治会連合会 会長 西垣 薫